指定介護療養型医療施設
指定介護療養型医療施設というのは、病院に入院してまでの治療は必要はないのですが、長期的に療養をした方がいいとされている介護が必要な人を対象にして、介護を行ったり、看護をしたり、機能訓練をするというのが、指定介護療養型医療施設の特徴です。介護老人保健施設や介護老人福祉施設に比べると、医療の立場からの依存度は高い施設で、治療とは違い、療養を必要としている人が利用していることがとても多いので、指定介護療養型医療施設として、病院と一緒に併設されているということが多いと思います。都道府県によって1日の指定介護療養型医療施設を利用する費用は違っていますし、介護認定のレベルによっても違っていますが、要介護1の人の場合には介護保険の利用負担額としては800円、そして居住費が320円、食事代が2020円、自己負担額としては1日当たり3000円ちょっとという値段で利用することが出来ることから、治療は必要ないとしているお年寄りで、作業療法士や理学療法士、言語聴覚士などのリハビリを受けながら、長期的に療養をしているという人が多いのが現状です。特に体調に変わりがない限りは、定期的にリハビリを受けながら、療養をするというケースで、病院という名前が付けられている施設も多いです。指定介護療養型医療施設は色々と全国にあり、それぞれの要介護レベルによっても利用する際の費用は違っていますので、確認した上で利用することをお勧めします。